ルコの甘味日記

甘いものを食べたり作ったり

若者向けコスメ店で見つけた中国のお菓子、玉米巻

先日お買い物に行ったときの購入品。

中国人の友人が子供のとき大好きだったと言うので、食べてみたい!と買ってみました。

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上好佳(Oishi)というスナック菓子メーカーの商品「玉米巻」です。調べるとフィリピンに本社があるとのこと、それなのに中国で非常に人気があるというのは面白いですね。

このお菓子を購入したのは、河原町OPAのmunit(ムニット)というお店です。OPAには7階のセリアをお目当てに時々伺いますが、6階に入っておられるこちらは韓国コスメが並ぶどう見ても若い方向けの空間で、私のようなものが立ち入るのは憚られ、いつもは素通りしていました。ですがこの日はお友達との折角のデートで、彼女が興味を示したので、勇気をだして突撃して参りました。

www.opa-club.com

お店に入っているたくさんのブランド、全て韓国のものかと思っておりましたら、実は中国・台湾のものも結構ありまして、友人にいろいろと教えていただきました。見てみると、そういった輸入物の化粧品はお安いわけではなく、ドラッグストアで売られている日本のブランドと変わらないか、むしろお高いかもしれません。にもかかわらずなぜ韓国コスメは日本の若い子にこんなに人気があるのか、彼女に意見を聞いてみますと、バリエーションが多いからではないかと。彼女いわく、日本人は安定志向が強く、化粧品も守りに入った定番品が多い。そのため色合いなどが画一的になりがちなのに対し、韓国などの化粧品はより多様で個性の強いものが多い。ですから自分を個性的に見せたい、おしゃれに敏感な子たちに韓国コスメが選ばれるのではないかということです。なるほど、そのように聞くと納得しますし、彼女たちにそうした選択肢があって、自分の好きなおしゃれができるというのは良いことですね。きっと日本企業は今、若い世代がより「自分らしさ」を求めていることに気づいていて、彼女たちに刺さるような攻めたバリエーションを作ろうと頑張っているのではないかな、そうだったらよいな、と思います。

お店の奥には輸入食品フロアがありまして、これがもうものすごく楽しい!韓国、中国、タイなど東アジア・東南アジア各国のインスタント食品やお菓子などが所狭しと並んでおります。以前中国のお土産にいただいた衛龍魔芋爽(ものすごく辛い蒟蒻のお菓子)なども見つけることができました。

カルディなどとは次元の違う、現地のスーパーに来たような楽しさです。

購入した玉米巻も、そこに並んでいたのです。早速いただいてみましょう。お皿にあけてみますとこんな感じです。意外と量がありました。

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油っぽさは全く無く、軽くてジャンキーでおいしいです。外国のお菓子にありがちな、ガツンとくるような味の濃さはなく、とうもろこしの優しい甘みを感じます。日本人にも万人受けすると思われます。どこかで食べたことがあるような、でも全く同じお菓子は日本にはないような。

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SOUTH AMERICAN BBQ STYLE と書いてあります。一緒に食べた日本人の友人曰く、サッポロポテトの「バーベQあじ」に似ているとのことです。やはりバーベキュー味なのでしょう。南アメリカ要素はとうもろこしから来ているのでしょうか。

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(画像:https://www.calbee.co.jp/products/detail/?p=20220512144509

スナック菓子は滅多にいただきませんが、こういう友人の思い出の味を知る機会があれば、積極的に試すようにしています。子供のころの記憶を共有すると、お相手のことをより深く知ることができ、心の距離が縮まるような気がいたします。

パンチが効いていながらも、どこか優しさと懐かしさを感じるお菓子でした。きっと数十年の時を経て、今の中国の子供たちにも親しまれているのでしょう。

 

munit-shop.jp

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