ルコの甘味日記

甘いものを食べたり作ったり

ソウル旅行記6 辛ラーメン、蟹ダシダ、首カイロ

【2024年2月韓国旅行|目次】
ソウル旅行記1 計画、出発、夜市で晩ごはん
ソウル旅行記2 茹でカイコ、美術館、パン屋さん
ソウル旅行記3 クッキー、人間味のあるロボット、参鶏湯
ソウル旅行記4 朝カフェ、ローカルなお祭りと商店街
ソウル旅行記5 伝統菓子、パンスイス、帰国
ソウル旅行記6 辛ラーメン、蟹ダシダ、首カイロ

 

今回は韓国旅行・お土産編。

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左上は廃墟カフェ『onion』で購入したインスタントコーヒーです。丸ごと、コーヒー好きのお友達へのお土産にしました。

それ以外のものは全てお試ししましたので、順にご紹介してまいります。

 

農心 辛ラーメン BLACK

実家に居たころは時々食べていたインスタントラーメン。最後に食べたのはいつだったかしらと考えますと、一人暮らしを始めたころ、母が持たせてくれた「マルちゃん正麺」を作り、一緒に貰った海苔を浮かべて食べたのが最後のようです。

袋麺はお鍋を使うのがどうにも面倒で、またカップ麺でもそうなのですが、残ったスープを流さないといけなくなるのが嫌で、すっかり縁遠くなっておりました。

しかし、韓国のインスタントラーメンは近年、世界的に大人気だとお聞きします。一度食べてみたいと思っておりました。

 

購入したのは、韓国の代表的なインスタントラーメンである「辛ラーメン」。辛いもの好きのお友達が「一時期ハマってよく食べてた」というお品です。お土産にするため、豪華版の「BLACK」を選びました。

パッケージには麺とかやく、二種のスープのお粉が入っています。

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作り方によれば、沸騰させたお湯に全てを放り込み、4分半煮込んだら完成だそう。

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なんて楽ちんなの...!?

「マルちゃん正麺」ってもっと手のかかるものではなかったかしら。スープはスープで作ったり、器に油を先に入れ、スープで溶いたりしていたような気がするのですが。

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あっという間に出来上がりました。

いただいてみますと、かなり辛いです。野菜炒めを箸休めにすれば、なんとか美味しく食べられる範囲内。青梗菜や椎茸など具沢山で、贅沢感がございます。

麺は、私の好みからするとやや茹ですぎのような、ぐでんとした印象でした。もしかして、私の中の基準になっている「マルちゃん正麺」の麺が美味しすぎるのでしょうか。

 

「この麺をもっと美味しく食べたい!」という思いから、二回目は麺とスープを別々に準備してみました。

enuchi.jp

こちらを参考に、重曹を入れたお湯で麺を4分間茹で、軽く水で締めました。粉末スープは麺に吸われる水分を加味して400mLのお湯に溶かしてみたところ、丁度良い塩梅に。

重曹で茹でた麺はモチモチ、ちゅるんとしていて、「マルちゃん正麺」にかなり近づけることができました。明らかにこちらの方が私好みでしたので、次回以降も別茹でで準備しようと思います。

 

残ったスープは冷蔵庫に置いておき、お夕飯に使いました。

一回目のときはお鍋に。

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旨みというよりは辛みを味付けとして食べている感じがしました。卵がよく合います。

 

二回目はお雑炊に。

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「ラーメンの残りで作ったおじや」、こちらの漫画でお見かけしてから、ずっと憧れていたのです。

mamekichimameko.blog.jp

かきたまのおかげで辛さが和らぎ、豚骨スープの旨みがごはんに沁み渡った、美味しいお雑炊となりました。

 

私の乏しいラーメン経験からすると、辛ラーメンの塩分や脂質は日本のものより控えめで、代わりに辛さで満足感を出しておられるように思います。どちらが健康的なのかは不明です。胃の強さと生活習慣によりそうですね。

そして、大きな発見が一つ。「インスタントラーメンを食べると、ラーメンを食べたい欲が満たされる」ということです。私は時折ラーメンが食べたくなって、一人でも食べに行くことがあるのですが、インスタントラーメンでも十分満足できるということがわかりました。おうちであれば好きなお野菜などと組み合わせていただけますし、これからは袋麺を常備しておこうと思います。

 

清浄園 マッ鮮生 魚介だし

韓国のお出汁の素「ダシダ」。一枚目のお写真の、蟹の描いてある袋です。牛や鶏など様々なベースのものがありますが、両親にLINEで「どれがいい?」と聞いた結果、蟹が選ばれました。

「ほんだし」のような顆粒で塩分が強く、「出汁」というよりは「スープの素」という印象でした。人工的でない、自然な旨みがあります。

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こちらを使って、父が天津飯を作ってくれました。蟹と卵の旨みたっぷりでお野菜はシャキシャキ、とっても美味しかったです。あんにダシダが入っていますが、これだけ手の込んだお料理なら使わなくても美味しかっただろうと思いました。

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私も一部を分けてもらいまして、スープなどに使っています。お湯によく溶けますし、これだけで味が決まるので便利です。

 

こちらはシリアル付きヨーグルト。日本の韓国好き女子の間で最近人気の商品だそう。


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私の選んだ「クッキー&クリーム味」には、チョコリングと小さなマシュマロが入っていました。


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パックをぱきんと折りたたむと、シリアルがヨーグルトに投入されます。シリアルはたっぷりと入っており、一口分掬うと一つは載ってくるぐらい。

ヨーグルトの酸味は控えめで、優しい甘みとバニラクリーム感があります。チョコリングとマシュマロはサクサクと楽しい食感で、甘さ控えめ。ちゃんとカカオの香りがするのが嬉しいです。

さらっとした甘さで罪悪感が少なく、シリアルのおかげで食べ応えばっちりなところが、朝食にもおやつにも良いと思いました。

 

ロッテ チャルトクパイ

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ばら撒き用のお土産として購入。チョコパイの亜種です。

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このお餅、食べたことがあります。あの、「チロルチョコ きなこもち」の中に入っている「おもち」、あのお味です。中にたっぷりと入ったチョコクリームも、どこかで食べたことのある、懐かしい味わい。お餅には塩気はあるものの甘さはなく、チョコレートの甘みだけがこのお菓子をお菓子たらしめています。

「駄菓子」という印象は拭えないものの、懐かしさと目新しさが共存しており、面白いお品でした。

 

MEDIHEAL ESSENTIAL MASK hydrating

同行したお友達におすすめのフェイスパックをお聞きしたところ、「メディヒール」というブランドを教えていただきました。おしゃれなお友達へのお土産にはパッケージのかわいい「ビタミン」を、自分用には「保湿」を購入。

顔パックというものは大抵、めくった後に乳液で蓋をしないと乾燥してくる感覚があるのですが、こちらはめくってそのままにしていても大丈夫でした。クリームのような成分が入っているのかしら。パックを貼ってリビングまで移動した後、乳液を塗りに洗面所まで戻るのが億劫になる私のような人間には嬉しい仕様です。翌朝には保湿効果も感じました。

 

LION warming neck mask

花王の『めぐりズム 蒸気でホットアイマスク』のようなシリーズを、韓国ではライオンが販売しています。その中に「ネックマスク」というものを見つけたので、購入してみました。

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首に巻くカイロのような商品で、マジックテープで留める仕組みになっています。

パッケージを参考に、カイロ部分が前側に来るように巻いてみました。きつめに巻くと普通に苦しく、加減が難しいです。使ってみて気づいたのは「喉仏が温まったからといって、身体全体がぽかぽかしたりはしない」ということ。恐らく、うなじに回した方が全身を温める効果があるかと思います。

ちなみに持続時間は5時間です。驚くほど長い。首を回す角度によっては「ぐえっ」となることがあり、着けたまま寝るのは危険かと思われますし、あまり人に見せたい姿でもないので、「日中に」「自分のお部屋で」「あまり動かなくてよい」作業をするときに巻いておくことを前提とされているのでしょうか。

全体的に用途がよくわからず、とっても興味深かったです。

 

三連休で慌ただしく行って帰ってきた韓国。新しい体験と発見の連続で、本当に充実した、楽しい三日間でした。

海外を実際に訪れることで得られる情報量の多さには、凄まじいものがあります。日本に最も近い国「韓国」ですら、これほど人や文化の違いを感じるのです。まだ見ぬ世界の国々では、どのような人たちがどんな物を食べ、何に喜びと哀しみを感じて生きておられるのでしょう。金銭的にも時間的にもハードルは高いけれど、「海外、行けるときに行っておこう!」という想いの強まる旅となりました。

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