ルコの甘味日記

甘いものを食べたり作ったり

ソウル旅行記1 計画、出発、夜市で晩ごはん

【2024年2月韓国旅行|目次】
ソウル旅行記1 計画、出発、夜市で晩ごはん
ソウル旅行記2 茹でカイコ、美術館、パン屋さん
ソウル旅行記3 クッキー、人間味のあるロボット、参鶏湯
ソウル旅行記4 朝カフェ、ローカルなお祭りと商店街
ソウル旅行記5 伝統菓子、パンスイス、帰国
ソウル旅行記6 辛ラーメン、蟹ダシダ、首カイロ

 

2/10〜12の三連休に、お友達とソウルに行ってまいりました。

初めての韓国旅行。これをきっかけに知ったこと、感じたこと、今の私から見る「2024年の韓国の姿」の記録を残しておきたくて、旅行記を書くことにしました。

お付き合いくだされば幸いです。

 

事前準備

時期的には寒すぎると噂の真冬の韓国、しかも旧正月にがっつり被る日程。

韓国にも中国同様、旧正月を祝う文化があり、その期間は休みのお店も多いということを、ホテルもフライトも抑えてから知りました。「狙いのお店がやっていない」事態に備え、心の準備と代替候補の下調べをしておこう、ということに。

 

同行したお友達に韓国人のご友人がいらして、その方がソウルのおすすめスポットをリストにしてくださったので、基本的にはそれを元に計画を立てました。このリストには本当に助けられました。というのは、韓国旅行の下調べは非常に大変だったのです。

その理由は二つ。① Googleマップがまともに機能しないこと、② 韓国の観光地の表記方法が統一されていないことです。

まず、韓国では安全保障の観点から、Googleマップの機能に制限があります。そこでNAVER MAPという韓国発の地図アプリを使うのですが、日本語の登録名が変なことが多く、ハングル表記で調べないといけない事態が多発します。私はハングルの読み書きは全くできませんから、どこかからコピペするしかありません。

東横インは軒並みトヨコインに

さらに、韓国には漢字で書ける観光地が多く、それらには『漢字表記』と『ハングル表記』の両方が存在します。日本語で調べるときには、同じ場所を指す『漢字表記』と『カタカナ(韓国語の読み)表記』の両方が現れます。メンバーの一人とは英語でやり取りしていたため、一つの目的地について『漢字』『カタカナ』『ハングル』『アルファベット』四種類の表記方法を使う羽目になりました。常に「えっとこれとこれは一緒なんだっけ?」という状態です。日本の地名もみんな漢字とひらがなとローマ字で表されるわけで、文句を言える立場ではありませんが、正直とっても面倒でした。

 

出発前夜

関空への空港バスの時間を確認しようとHPを見たら、乗るつもりだった6時50分京都駅発が満席になっていて焦りました。しかも、その時間のみならず、その前後も満席なのです。

いつも京都駅に着いてから切符を買い、悠々と乗っていたのに、いつからこんなに大人気になってしまったのでしょう!慌てて二つ前のバスを予約、そうなると京都駅発が5時50分です。市バスの始発でも間に合わない時間となってしまい、併せてタクシーも予約しました。

 

出発

京都駅発の空港バスはしっかり満席で、予約をしておいてよかったと思いました。春節に合わせて帰国される中国の方で混んでいるのかと思いきや、日本人ばかりのようです。この三連休、国内外に行かれる方が余程多かったのでしょう。

 

関空から仁川空港までは、アシアナ航空を利用しました。

離陸が予定より25分遅れましたが、着陸は定刻通りでした。たった1時間35分しか空の上にいなかったわけで、北海道に行くより余程近いです。

機内食のビーフカレー、コチュジャン添え

ケチャップのノリでコチュジャンが付いていますが、この子、相当辛いです。食べ切る方はおられるのでしょうか…。

単体で食べるとお味噌の味がするコチュジャンですけれど、カレーと混ぜるとお味噌感がマスクされて、純粋な辛さ調節に使えます。流石、カレーは全てを覆い隠しますね。

 

飛行機から降りるとき、通路側に座っていた韓国人の男性が、日本語で「かばん出しますか?」と聞いてくださいました。お願いしますと、荷棚にあげていた私とお友達の荷物を全て、丁寧に手渡してくださいます。そのおかげで、ドアが開く前に荷物をまとめ、スムーズに飛行機を降りることができました。

優しい方だな、しかも日本語が話せてすごい、と思っておりますと、お友達が驚くことを教えてくれました。彼女が以前韓国でトランジットしたときにも、隣の男性が荷物を下ろしてくれたというのです。どうやら、韓国では普通のことのようです。

日本においては、それほど一般的な振る舞いではないように思うのですけれど、いかがでしょう。このことから、韓国の(少なくとも)男性は、日本の男性よりも「気が利く」ことを求められる場が多いのではないかしら、と想像いたしました。

 

入国審査を終えたら、バスで滞在するホテル『東横INNソウル江南』へ。

なんだか豪華な空港バス。ゆったり座席にフットレスト付き

ナイトマーケットで晩ごはん

荷物を置いて、最初の目的地『広蔵市場』へと向かいます。韓国最大の市場の一つで、屋台での食べ歩きが人気です。

旧正月のために閉まっているお店は多いものの、それなりに賑わっていました。

ビビンバにおうどん、水餃子。もちもち食感と優しいお味が美味しかった

体感では「韓国人:日本人:その他」が「5:3:2」ぐらい。韓国の方と他のアジア圏の方の見分けがついていない可能性はありますが、驚いたのは欧米人の少なさです。普段生活している京都に比べ、「明らかに外国人!」という方々が非常に少ないのです。ザ・観光地である広蔵市場ですらそうだとは。

恐らく円安もあって、近頃の日本が人気すぎるのでしょうね。

 

ホットックの屋台。常に行列の人気店
伝統的なフレーバーだという「蜂蜜」と「小豆」

ホットックという韓国スイーツをいただきました。

「蜂蜜」にかぶりつくと、シナモンの効いた蜂蜜ソースがとろりと出てきます。じゃりじゃりのお砂糖とピーナッツがアクセント。もっちりとした発酵生地はドーナツによく似ており、間違いない美味しさです。

「小豆」の方には、水分多めの柔らかな粒あんが溢れんばかりに入っていました。完全に揚げたての餡ドーナツ。このあんこは、若干の水っぽさはあるものの、日本とほとんど同じだと感じました。お友達の一人はインドネシア人で、小豆餡があまり得意ではないのですが、これは日本の小豆ほど風味が強くないから、まだいけるとのことでした。

 

夕食を終えたのは20時半ごろ。お腹もいっぱいになりましたし、気温はぐんぐん下がって行きます。少し早くはありますが、ホテルに戻って休むことにいたしました。あまりの寒さに、バスが来るまでの間、私はずっと踊っていました。

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