ルコの甘味日記

甘いものを食べたり作ったり

大丸東京店の春の味。塩瀬総本家の柏餅と、銀座鈴屋のれもん甘納糖・栗甘納糖。

先日、東京に住む伯父がGWに帰省するということで、お土産のリクエストを求められました。

折角ですから、東京駅で(グランスタか大丸東京店で)購入できる、今の季節限定の和菓子を食べてみたい!

いろいろと調べた末、『塩瀬総本家』さんの「柏餅」と、『銀座鈴屋』さんの「れもん甘納糖」をお願いしました。どちらも大丸東京さんで購入が可能です。

 

当日、「お土産買えた」の連絡にガッツポーズをいたしました。

順にご紹介してまいります。

 

塩瀬総本家 柏餅

「お夕食後のデザートに、みんなで楽しめるような生菓子を」ということでお願いしたのがこちら。


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創業670年の老舗、『塩瀬総本家』さんの柏餅です。 丁度5月5日までの期間限定販売でした。

以前桜餅などをいただいたとき、お上品なあんこが印象的でしたから、『塩瀬』さんなら間違いないだろうと思ったのです。

 

こし餡

まずは定番の小豆餡から。

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茶色い葉を開くと、真っ白な柏餅が姿を現します。

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薄めのお餅に溢れんばかりのあんこ。このたっぷり感が東京らしい!

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こし餡は瑞々しく、小豆の風味が豊かです。水分量は多めで、水羊羹を思い出すような柔らかさ。お餅はもっちもちで柔らかく、ほのかな甘みがあります。柏の葉の移り香に季節を感じました。

 

みそ餡

続いては、「京都の白みそ」を使っておられるという「みそ餡」。

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こちらは鮮やかな緑色の葉を使っておられます。
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この桃色と緑、そして中の白い餡のコントラストがなんとも可憐。

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こちらは「こし餡」以上に餡が柔らかく、ねっとりとしていました。

お上品な塩気と甘みが美味しいです。味噌のクセの強さはほとんど感じられず、和菓子らしい、よくまとまったお味であるように思いました。

 

どちらも軽やかで食べやすい、お上品な柏餅でした。

お味噌を使った和菓子が好きなので、「みそ餡」の方が私好みだろうと思っておりましたら、予想に反して「こし餡」の方がお気に入りとなりました。というのも、こちらの「みそ餡」が非常にクセのないあっさりしたものでしたので、むしろ「こし餡」の小豆の香り高さの方が印象に残ったのです。

その点でこちらの「みそ餡」は、お味噌の和菓子に馴染みのない方にも是非お勧めしたい、挑戦しやすい一品かと思います。

 

お日持ちは当日中です。

とはいえ翌朝でも、まだお餅に柔らかさがあり、美味しくいただくことができました。

 

銀座鈴屋 甘納豆

もう一つ「日持ちするもの枠」でお願いしたのが、『銀座鈴屋』さんの「れもん甘納糖」です。


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栗の甘納豆も一緒にいただきました。以前もご紹介したこちらの「栗甘納糖」、濃厚で美味しくて大好きなのです。この日は母の日限定、カーネーションのラベルでした。

早速、レモンの方からいただいてみましょう!

 

れもん甘納糖

洋風のレモンピールには馴染みがありますけれど、甘納豆は初めてです。どんな味わいなのか、商品を知ったときから気になって仕方がありませんでした。

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封を開けた瞬間から漂う爽やかな香りが、噛むたびに口いっぱいに広がります。
レモンピールは一番外側の皮から果肉までふんわりと、滑らかに炊かれています。ジャムに入っているものよりもずっと柔らかい、未知の食感。

予想よりずっと酸味は抑えめで、甘酸っぱさの中に仄かな苦味があります。表面のシャリシャリと甘いお砂糖のおかげで、全体としてはちょうど良い甘さに。 「大人の和菓子」という感じがいたしました。

 

ヨーグルトに合いそう、と思い、少量を漬け込んでみました。

翌朝いただいてみると、やはり絶品です。少ししか入れていないのに、「こんなに美味しいヨーグルトは初めて!」と思うような、爽やかで甘くて幸せな一品になっておりました。

 

栗甘納糖

前回は木箱でいただいた栗の甘納豆。

こちらの小袋には、「栗甘納糖」と「渋皮付栗甘納糖」がおひとつずつ入っています。

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これで一袋620円ほど。お高いのです...!

しかしいただくたびに、そのお値段に見合う美しさと美味しさがある、と思わされます。

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「栗甘納糖」は、しっとりと甘く滑らかに炊かれた栗が大変に香り高く、甘露煮として申し分ない美味しさです。それに表面のお砂糖も加わると、スイーツと呼ぶにふさわしい、幸福感にくらくらするような甘さになります。

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そして、『鈴屋』さんの真骨頂は「渋皮付栗甘納糖」にあると思います。

渋皮を残したまま炊かれた栗は驚くほど食感が異なり、しっとりしていながら、ほっくりと崩れていくような儚さがあります。より複雑な香りと味わいは「いぶし銀」の趣。渋皮の苦味や舌触りの悪さはなく、良い部分だけを抽出したような仕上がりです。

やはりしっかりとした甘さがありますが、くどくなく後味はすっきり。使っておられるお砂糖がよいのだろうと推察します。

 

封を開けた瞬間は「これだけ?」と思ってしまいますが、二ついただいてみれば「美味しいものを食べた...」と満足できる、意外とよい量感です。

 

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お日持ちは3〜4週間でした。どちらも100キロカロリー以下なのが嬉しいところ!

『銀座鈴屋』さんの甘納豆は、常温で保存が効き、シンプルかつヘルシー。そしてお味の高級感も申し分ありません。お土産やギフトに重宝しそうです。

 

春ならではの東京土産、どれも美味しくいただきました。

東京にはよく行くものの、期間限定のお品はどうしても逃してしまいがちです。ピンポイントかつ贅沢なお願いを聞いてくれた伯父に感謝です!

また東京でお会いするときには、京都の美味しいものを持って行きますね。

 

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