ルコの甘味日記

甘いものを食べたり作ったり

無水カレーのグラタンパイ

私はカレーが大好きです。インドカレー、タイカレー、スパイスカレーなど、それぞれにお気に入りがあり、その時の気分に合わせて一人でもよく食べに行きます。しかしながら、家で作ることは滅多にありません。使った器具やお皿がギトギトとするのがどうにも嫌なのです。脂質が多いこともあり、レトルトカレーすら、基本的に家ではいただきません。

市販のカレールーというものは一年以上日持ちするものですが、あまりにもカレーを作ることがないため、食糧庫のゴールデンカレーの賞味期限が刻一刻と迫ってきていました。

先日やっと、腹を決めてカレーを作りました。うちのカレーは、ホットクックで作る無水カレーです。ホットクックの代名詞とも言えるこのレシピ、手近かつシンプルな材料にもかかわらず、香味野菜のおかげでとても本格的な味わいになり、美味しいのです。お野菜を刻むのはなかなか面倒ですが...。小さなぶんぶんチョッパーで何度も何度も刻んでは内鍋に入れ、としていると、フープロかせめてもう少し大きいぶんぶんチョッパーが欲しくなります。そのあとはホットクックがボタンひとつで完成まで持っていってくれるので、これ以上の楽を望むのかと言われそうですが、お料理に関しては手を抜けるだけ抜きたいのが基本精神です。

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チキンと野菜のカレー(無水カレー)のグラタンパイ

冷凍していたこちらのカレーを使って、グラタンパイを作ります。普段のお料理は限界まで手を抜き、オーブン焼きと温野菜ばかり食べている私も、ベイキングとなると話は別です。前日からわくわくとしてカレーを冷蔵庫に移しました。

冷やしたマフィン型に生地を敷き詰めたら、キッシュを作るときのようにチーズを底面に散らします。

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そしてフィリングを入れます。カレーだけだと水分が多すぎるので、じゃがいもを茹でてざっくりと潰し、これにカレーを混ぜたものをフィリングにしました。

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前回(ささみで脂質控えめ、2種のおかずパイ - ルコの甘味日記)生焼けになってしまった反省を活かし、より長い時間オーブンに入れますが、表面のカレーが焦げてしまうことが危惧されます。考えた末、カップの中にちょうど収まるサイズのアルミホイルを被せることにしました。220℃のオーブンで被せて10分、なしで10分焼きました。

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これにこんもりとチーズをのせ、溶けるまで焼いて、完成です。

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パイの部分に均一に火を通せていて、底面もパリパリ。成功です。とろっとしたチーズとカレーがあわさると予定調和の美味しさです。ただでさえ脂質の多いカレーを、バターたっぷりのパイに入れ、さらに脂質リッチなミックスチーズをのせるという、あすけんの未来さんが見たら卒倒しそうな代物ですが、量が少ないので問題はありません。この日は他の食事の調整がうまく行き、96点を取ることができました。

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やっと、マフィン型で焼くパイの火入れがわかってきたような気がします。この調子で、いろんなおかずパイに挑戦したいと思っております。

 

micropia.hateblo.jp

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