クリスマスが今年もやってきます。
シュトーレンは毎年のお楽しみです。今年は、ジョエル・ロブションのシュトーレンが美味しいと聞きつけ、先日東京に行ったときに購入してきました。
和三盆とショコラ、2種類ありますが、今回はショコラを。
しっとりとした断面。具だくさんというよりはパンを味わう比率に感じます。チョコチップとナッツ、レーズンが入っています。
一口いただくと、スパイスの香りが一瞬にして口の中に充満します。外国のお菓子っぽい。チョコレートとレーズンの香り高さとナッツの食感が素敵です。予想よりずっと甘さ控えめで驚きましたが、食べ進むほどにしみじみ美味しい。私は飲めませんが、きっとお酒によく合うことでしょう。
説明を見ると、アールグレイで香り付けされているとのこと。気づきませんでした。お紅茶とカルダモンが混ざりあってあの複雑な風味になっているのですね。
切ってから2日ほど経ったものは、ややスパイスの香りが弱まり、チョコレートをより感じられるようになっていました。こうした風味の変化もシュトーレンの醍醐味ですが、ついもう一切れ、薄く薄くスライスすれば大丈夫などとしているうちに無くなってしまいます。
買ったのは、ニュウマン新宿のル パン ドゥ ジョエル・ロブション。一緒に購入したミニカヌレも美味しかったです。カリッカリで風味豊か。バニラとバターが惜しみなく使われているのを感じます。
駅前ショッピングモールのベーカリーでこんなにレベルの高いお菓子が手に入るなんて、流石は東京と思わざるを得ません。もう一種類の和三盆もいつか、いただいてみたいものです。